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  • 執筆者の写真おさかべ さやか

「シェアとチョイスが豊富な街、横浜」にしたく、シェアリングエコノミー協会さんに話を聞きに行きました。


わたしは理念に「女性が自分らしく生きられる社会の実現」を掲げています。


女性には、いくつもの顔があります。

母、妻、嫁、娘、そして自分。

かつて、わたしは「妊娠も仕事も取るのは欲張りだ」と上司から言われました。

これでは、女性が自分らしく生きることができません。

わたしは、女性が安心していくつもの顔を持てる社会を作りたいです。

そのためには、女性の役割とされてきた事を分担すること(シェア)、

女性が選べる選択肢を増やすこと(チョイス)が大切です。

シェアやチョイスが豊富な街は、「誰にとっても生きやすい街」へと繋がるはずです。


そこで、まずはシェアについて、

2月4日(月)一般社団法人シェアリングエコノミー協会さんに話を聞きに行きました。


日本で誰も住んでいない #空き家 は総住宅数の約15%、約1000万戸にのぼり、

#自動車の利用率 は5%程度で、年に20日程度しか利用されていないというデータがあります。

これらは氷山の一角であり、日本には眠ってしまっている様々な遊休資産があります。

それらをシェアすることで生まれる経済全体が、#シェアリングエコノミー です。

3年前に設立したシェアリングエコノミー協会さんの理念は3つ

01 すべての人が様々なカタチで、経済行為に参加できる社会の実現

02 新しい経済行為を活性化させ、日本経済全体の発展に寄与すること

03 プラットフォーム事業者の健全なるビジネス環境と利用者保護体制の整備


現在270社の会員企業さんがいます。


シェアリングが充実していくと、大企業中心の経済から、個人中心の経済へとパラダイムシフトします。

そして、子育て中の女性、障害者、高齢者、地方在住者などすべての人が経済行為に参加できるようになります。


たとえば、以下の図。

これ以外にも、高級バックや服のシェア、高級車のシェア、店舗のシェアや保育士・看護師・介護士のシェアなど、多岐に渡ります。


「シェアリング シティ宣言」をしている自治体もあります。


たとえば、宮城県石巻市では、「コミュニティ カーシェアリング」として、寄付車を地域でシェアする取り組みをしています。





シェアリングは、国や自治体による「公助」だけでなく、個人と個人の「共助」の仕組みを作り上げることができます。


話をお聞きして、

シェアという発想が個人と個人をつなぎ、一人ひとりがやりたいことを可能にできるのだな、と思いました。

そして、個人と個人がつながることは、温もりや手触りがあり、ハートフルだなとも感じました。


政府もシェアリングエコノミーを重点施策として位置づけています。

わたしの住む横浜も、シェアが充実した街にしたいなと思います。


(※画像資料は一般社団法人シェアリングエコノミー協会さんのものです。)


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