健康で自活できる高齢者が多いことは、大変素晴らしいことです。
しかしながら、一方で #認知症 を患い、#徘徊 してしまう高齢者がいることも現実です。
私にも96歳の認知症のおばあちゃんがいます。
約20年前、おばあちゃんと同居するために青葉区に引っ越して来ました。
おばあちゃんは新居が認識できず、迷子になってしまったことが何回かありました。
そのたびに家族と近所を探し回ったことを覚えています。
結局は交番に保護されていました。
高齢者が多い青葉区では、
このような俳諧してしまうお年寄りが、今後ますます増えることが考えられます。
どのように対応していくべきか、選挙前に社団法人セーフティーネットリンケージにお話を聞きました。
セーフティーネットリンケージでは「みまもりあいプロジェクト」 を展開しています。
具体的には、「緊急連絡ステッカー(名称;みまもりあいステッカー)と「捜索協力支援アプリ(名称;みまもりあいアプリ)の2つの仕組みを使って見守り合える街作りを支援していきます。
まずは、迷子になってしまいそうな方のお財布やカバン、携帯、衣類、靴、帽子等にステッカーをつけて頂きます。
万が一の際に、発見者がステッカー記載のフリーダイヤルに電話して記載ID番号を入力頂くと、個人情報を公開することなく、事前登録されたご家族の電話番号に直接連絡することができます。
(みまもりあいステッカー)
一般の方々は「みまもりあいアプリ」をスマホ等にダウンロードしておいてもらいます。
アプリをダウンロードした周辺地域の協力者に「捜索依頼」と「捜索者情報」が送られますので、その情報を元に迷子者を探していただきます。
発見の際には、迷子者の所持品に貼ってあるステッカーに記載されたフリーダイヤルに電話していただきます。
(みまもりあいアプリ)
この仕組みは、
「1年間に日本で現金を落として交番に届けられる金額=毎年平均160億円前後」という統計データをもとに、
日本人がすでに持つ「困っている人は助けたい」とする「互助」の気持ちを、
ICT(情報通信技術)がサポートする発想で生まれた「見守り合える街」を育てるプロジェクトです。
このアプリは、お年寄りだけでなく、お子さんにももちろん使えます。
アプリをダウンロードするなど、お年寄りや子どもが苦手をする行為は、周囲の大人が引き受けますので安心で、すでに40万ダウンロードがなされています。
これからの超!高齢社会においては、
地域の方々の協力なしには成り立っていきません。
このようなプロジェクトが展開され始めていることを、より多くの方々に知ってもらい、
長寿を代表するこの青葉区から広められていけたらと思います。
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