酷暑が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年はコロナ対策で、プールやじゃぶじゃぶ池が中止なところが多く、
夏休みで子どもを遊ばせようにも、行き場のないご家族の方々がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
青葉区を見ると、小さい子でも水遊びできるような場所が「こどもの国のせせらぎ」しかなく、無料の公園に水遊び場があるところが1つもありません。
(万が一「青葉区内に無料の水遊び場あるよ」という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、office@osakabe-sayaka.com までメールをいただけますと大変助かります。)
今年7月上旬、梅雨が明ける前に「こどもの国のせせらぎ」を利用しましたが、すでに多くの人で賑わっており、8月のこの暑さで利用者は益々増えていると聞きました。
コロナにとって良くない「蜜」の状態です。
(写真 2020年7月12日撮影)
ところが、世田谷区を見ると、噴水やじゃぶじゃぶ池、せせらぎなどの水遊び場がある無料の公園が数多くあります。
(私のインスタグラムで公園紹介をしているので、ご覧になってみてください。https://www.instagram.com/sayaka.osakabe/ )
(写真 世田谷区の公園)
世田谷区はプレーパーク発祥の地でもあります。
また、都立の砧公園は「インクルーシブ公園」として今年3月にリニューアルし、障害があったり、車いすや歩行器が必要な子どもも、またそうでない子どももみんなが一緒になって遊べる公園となっています。
世田谷区はどうして子育て世代にとってより良い環境となっているのか、
8月11日に世田谷区議さんに勉強会を開いてもらいました。
世田谷区は23区の中では、特に自然が多く、他地域と比較すると開発が遅かったこともあり、航空写真における緑被率は練馬区に次いで2位、だそうです。
また、区民ニーズを見ても、程よく自然が残っていることが求められているので、敢えてこの分野に予算を投じられている、とのことでした。
とはいっても、噴水1つ作るのでも工事費は高く、上水道を使っていれば、年間の維持費や水道代で1000万円近くかかってしまうこともあるそうです。(もちろん噴水の規模にもよりますが。ちなみに、噴水は主に夏季のみに水を出しているとのこと。)
世田谷区にある公園の水場の多くは、区として財政が豊かなとき(昭和前半やバブル期)に設置し、現在になって新たに設置しているものはないとのことでした。
お金がかかってしまい、青葉区での新たな設置は難しそうですが、
世田谷区には二子玉川に「兵庫島公園」という、多摩川の支流を活かした水遊び場もあり、
既存の有水を利用すれば、そこまで工事費が上がらないとのことでした。
(世田谷区 二子玉川 兵庫島公園)
あとは、公園のタンクに雨水を貯めているところがあれば、そういった有水の利用も考えられるかもしれません。
温暖化でこれから日本は、ますます夏は酷暑となっていくでしょう。
青葉区は横浜市で一番たくさん公園がありますが、夏は遊具が熱せられ、とても利用できるような状況ではありません。
せっかくたくさんの公園があるにもかかわらず、利用できないシーズンがあるのは、とてももったいなく思います。
私は、青葉区にも無料の公園に水場があってくれたら、小さい子どもから小学校高学年まで、幅広い年齢層の子どもたちが楽しんでくれ、子育て世代にとって大変有難いものになると思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
この件に関しまして、何かご意見ございましたら、是非ともご一報下さいませ。
office@osakabe-sayaka.com
皆さまのご意見をお待ちしております。
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