昨日、政府は一部の高収入世帯の児童手当を廃止すると閣議決定した。
夫婦どちらか高い方の年収が1200万円以上の世帯は、2022年10月支給分から廃止される。廃止で浮いた費用は、待機児童解消の財源に充てるという。
待機児童解消を掲げるなら、同じ子育て世帯に身を切らせる前に、検討してもらいたい問題がある。
保育士なのに認可保育園に落ちてしまうことがある、という問題をご存知だろうか。
保育士であることは、認可保育園申込みの際に加点の対象となり、優先して認可保育園に入園できると思っていたが、優先されるのは居住自治体で保育士をしている場合のみ、という条件がある。
保育士の優先ルールにどんな問題点があるのか、当事者と行政、厚労省に話を聞いた。
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