今月9月16日に厚労省記者クラブにて「子どもがいないことを理由に職場で不快な経験をされた男性&女性へのアンケート調査」が発表され、育児中の社員の業務をフォローしている、子どものいない社員からの声が明らかになった。
一般的にこの手のテーマは、子どものいる女性VS子どものいない女性の問題、という対立軸で捉えられ、炎上してしまうことが多い。
しかし、このアンケート調査を行った市民団体「ダイバーシティ&インクルージョン研究会」が、
「これはマネジメントの問題、制度設計の問題」
「企業には、フォロー分の評価や対価の対応をして欲しい」
「子育て中の社員だけではなく、フレックス制度や在宅ワークを全社員が使えるようにして欲しい」
と繰り返し発言したことによって、この調査結果についての記事には好意的なコメントが多く付いた。
好意的に捉えられたもう一つの大きな理由は、やはり実際に業務のフォローをしている社員への共感があったからに思う。
職場ではどんな風にしわ寄せを受けているのか、実例を取材した。
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