(画像は記事より引用)
先日、以下の記事を読みました。
【「ハマ弁」食べたら箸折れた 横浜の配達弁当が利用されない理由とは 市長も「低迷」認める不人気ぶり】(2019年02月15日掲載)
こちらの記事では、お味噌汁とご飯は温かいものの、
メインのハンバーグに割り箸を入れると折れてしまったとあります。
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(以下、記事より引用)
なぜこのような事態になるのか…
担当者によると、調理不備ではなく衛生管理の面から起きたとのこと。
さらに「食中毒予防のため、真空冷却器という機械の中で、おかずの温度を一気に19度まで下げます」。
19度は「おいしさと安全性の両立に最適な温度」だそうです。
こうした製造工程と冬場だったことが、ハンバーグが硬かった原因のようです。
目標20%だが現状2.6%の利用率…
横浜市はハマ弁の利用率目標を2020年度で20%としています。
ところが2018年12月時点の利用率は、2.6%。
目標のはるか下です。
これまでは原則7日前までに注文する仕組みにしていましたが、2019年度中に全校で当日注文ができるようになります。
しかし、当日注文を全校実施にしても、横浜市教育委員会の見通しでは1ポイント程度しか利用率は上がりません。
ハマ弁低迷の理由として、「食べにくさ」や横浜特有の事情として「食べる時間のなさ」もあります。
横浜市の市立中学校の場合、昼食の準備時間に5分、実際の昼食時間に15分ほどが多いようです。
昼休み自体は45分程度あったとしても、昼食後の休憩時間に色々な活動をするため、「15分で済ませる」スケジュールとなっていると言います。
15分前提だと、ハマ弁の品数の多さ=食べにくさ、となってしまいます。
色々なおかずにハシを動かすため、ガッとかき込むことができないからです。
また、ハマ弁は学校の所定場所に生徒が取りに行く必要があります。
その分時間をロスします。家庭弁当はパッと取り出せ、その時間のロスはありません。
前途多難なハマ弁。
それでも、横浜市では、当日注文の全校実施のほか、試食を実施し、新中学生に積極的にPRすることで利用率を上げるつもりです。
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ハマ弁の喫食率向上のためには、抜本的な見直しが必要です。
私は理念に「女性が自分らしく生きられる社会の実現」を掲げ、
そのために「チョイスシティ・横浜」として
「家事チョイス: ハマ弁の中身を見直し、教室と異なる場所での昼食など手作り弁当や教室昼食以外の選択肢をふやす 」を個別政策に入れています。
もし当選できたら、
#横浜市のママたち にとっては重要問題である「ハマ弁」について、意欲的に取り組んでいきたいと思っています。
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