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執筆者の写真おさかべ さやか

女性議員の少なさ、地方は壊滅的!

世界経済フォーラムが発表している「世界ジェンダー・ギャップ報告書2018」で、日本は世界149か国中110位となりました。

これは、男女が平等であるかどうかを見た時に、日本は世界の中でもまったく男女が平等ではない国だということです。


日本はどれくらい男女が平等ではないのか。


日本のお隣の国である韓国も「男尊女卑」が激しい国として有名です。日本のランキングは110位、激しい男尊女卑で有名な韓国のランキングが115位。日本はもうちょっとで中東と並びます。


日本の女性議員が置かれている立場は‥


国会議員として活躍する女性の数という点で見ると、日本は世界149か国中130位となります。日本ほど女性が議員になっていない国は世界でもかなり珍しく、女性たちの気持ちがちっとも反映されない国になっています。

道路やトンネルを作ることばかりに一生懸命で、人々の暮らしに根ざした女性の意見が採用されない。こうして日本は暮らしにくい国になりつつあるのです。


女性議員の少なさは地方議会の方が深刻

これは1月20日に投票日を迎えた茨城県のかすみがうら市議選の掲示板です。

ご覧いただいても分かるように、女性は71歳の現職が立候補しているだけで、18人の候補者のうち、女性は1人だけです。東京から電車で1本で行けるような自治体でも、地方に行けば女性が政治に参加するのは極めてレア。


地方では議員の高齢化も進み、若い人が議員をやってくれないので、議会が全員中高年男性という現象も生まれ始めています。日本のサイバーセキュリティ担当大臣がパソコンを使えないジジィであることが象徴しているように、日本の地方議会は男性、しかも中高年男性優位な感性で仕事をしています。


どの街も深刻な少子高齢化が進んでいるのに、未来の話を想像できないどころか、現在進行形の問題にも取り組めないのです。そして、たまに女性の議員が活躍すると下着が送られてくるセクハラ地獄。


今の日本が女性議員を生み出しにくい構造になっていることは確かです。


人口の約半分は女性なのですから、議員の半分が女性であるべきとまでは言いませんが、少なくとも女性の意見が政治に取り入れられない環境は不健全です。


以上は先日読んだ記事



もし当選したら、党の垣根を超えて女性議員が増えるよう、ノウハウや資金繰りの方法などを伝えていく活動をしたいと思います。


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